◆矯正治療の流れ
歯及び顔の写真、横顔からのあご及び歯のレントゲン写真、歯の模型などをとり、それを基にして上あごと下あごの骨のズレ及びあごの大きさ、歯の位置のズレなどをチェックしてお話します。(横顔の分析をセファロ分析といいます。)
◆装置紹介
○ムーシールド
幼稚園高学年から小学校1・2年くらいまで
受け口(反対咬合)に使います。上あごと下あごの骨の位置のズレが少ない方に使用します。取り外し式で、夜寝てる時、本人にはめてもらいます。一月に一回治療しながら、本人に協力してもらえば、半年から1年で治ります。その後、食事指導等を行います。治療費は少なくてすみます。
○床矯正装置
幼稚園高学年から小学校3・4年くらいまで
上あごと下あごの骨の位置のズレが少なく、大人の歯の入る隙間が狭い場合とか、歯が1.2本ずれているときに使います。取り外し式で、夜寝ている時ねじを巻きながらはめてもらいます。一月に一回来てもらいながら、本人に協力してもらえば、1から2年で治ります。その後、食事指導等を行います。治療費は少なくてすみます。
○本格的矯正
小学校3・4年から大人まで
上あごと下あごの骨の位置が大きくズレている方、または歯並びが極端に悪い方に行います。固定式で、一月に一回治療しながら、本人の協力しだいで3から4年で治ります。ただし部活等で来れないと長くなります。最後に、静的治療(保定)で2年ほどかかりますが、年3から4回の治療になります。